前回お伝えしたように、最近はストレスや不規則な生活、油性の多い食事などにより、お肌や頭皮環境のトラブルに見舞われるお客様が増加しております。また、梅雨の時期には頭皮のかゆみの事例も増えてきます。
前回のおさらい
〇頭皮が匂い出してきた、痒い
〇毛が細くなってきた
→皮脂の可能性大。脱脂力のあるシャンプーが有効
〇炎症を起こしている(赤くなっている)
〇フケが止まらない
→「抗真菌剤」の含まれるシャンプーが有効
改善法
〇まずは生活環境(睡眠・食事)を規則正しく整える事
〇シャンプー前の予洗い・シャンプー後の流しを、それぞれ90秒は行う事
〇シャンプーの時にこすらない事(泡立てネットを使い、泡で洗う)
とここまでが前回。
また、最近になり、上記をしっかりやってくださっている方でも臭いが収まらない、べたつきが気になるというご相談を受けております。いろいろヒアリングした結果
「お風呂上りにすぐ髪を乾かさない」
という共通点があることが多いです。
頭皮は常在菌のバランスで成り立っていますが、濡れた状態ではカビの一種である「白癬菌」が過剰に増えやすくなります。特にお風呂上がりの高温多湿は白癬菌にとって絶好の環境です。せっかくお風呂で綺麗に流しても、すぐに増殖してしまいます。
また、髪も濡れている状態は水分量が安定しません。ですので濡れっぱなしだと、どんどん水分が空気中に排出されパサつきやすく、くせも出やすくなります。しっかりドライヤーで乾かすことで、キューティクルを閉じ、水分を髪の中に閉じ込める事が大切です。
今回は
「お風呂上りはできるだけ早く、しっかり乾かす」
という事に注意して過ごしてみてください。。生活環境も皆さま違いますので、なかなか難しいのが現状です。しかし綺麗な髪は綺麗な頭皮、正しいケアから生まれますので、是非知識としてとどめて頂けたらと思います。
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